そらまめの正直マンションブログ

住宅購入はHIPHOPです。リアルに書きます。

質問箱:地下住戸、離れ付住戸ってどう思いますか?

質問箱は一年で消えてしまうようなので頑張って回答したものは残していこうと思います。

 

今回の質問はこちら。

私の回答はこちら。

 

ご質問ありがとうございます。
私は1階住戸は選択肢に入りますが、地下住戸は基本的に選択肢に入らないと思います。
 
私は防災面よりはプライバシー面の方が気になる性格なので1階住戸であれば目の前の道路の通行人とこんにちは状態の場合はNGになります。
1階の場合は専用庭が付いていることが多いですが、隣住戸とこんにちは状態(隣戸フェンスがスカスカ)でもNG、バルコニー側が道路と反対側の場合もありますが、そうなると前立てが戸建てorビルorマンションになることが多く、これまたその人たちとこんにちは状態になるとNGです。
※こんにちは状態にならなくとも地下住戸と同等の日照になる場合もあり、これまたNGです。
(住戸位置以外にも気にするのはエレベーターを降りた瞬間こんにちはを避けるエレベーターホール、ドアを開けた瞬間こんにちはを避けるアルコーブ、バルコニーこんにちはを避ける隔て板もあります)
 
理想的なのは敷地面積にゆとりがあり、住戸と歩道の離隔が取れていて通行人とも距離があり、豊かな植栽で囲まれていて囲いが背の高さ以上あり容易に侵入できないしっかりしたものというパターンです。(かなり条件厳しいですがあるにはあります。)
 
地下住戸も似たようなものですが、通風・採光が抜群にとれていて通行人からのぞき込まれる心配がない場合であれば検討するかもしれません(たぶんそんな住戸はない...)
地下住戸は水没リスクもあるのでそこも通常の住戸と違う点ですかね。(何かしらの対策をしているマンションがほとんどだと思いますが)
 
最近の新築マンションでもジオ杉並松庵やザ・パークハウス 石神井公園テラス、ザ・パークハウス武蔵境南町などで地下住戸ありましたね。
地下住戸を作るマンションは低層エリアになりますから、地下を掘って部屋を増やさないと全体が更に高くなってしまうはずです。
つまり恩恵を受けているのは条件の良い上階という考え方もできますね。地下住戸のおかげで上階を買える値段にしてくれていると考えるのか。
念願叶って「離れ付き住戸」を作ってくれたと考えるのかは価値感次第ですが、私は前者の考え方になります。
 
住みたい部屋を素直に選んだ結果、地下住戸だったのであればリスクを許容して住むのは大いにアリだと思います。
あとは実際に見てみるとイメージが湧きやすくていいかもしれません。地下住戸を設けているマンションはちらほらありますから実際目にすると「意外と大丈夫そう」とか「思ったよりきついな」とか感じるものがありそうです。
 
中古マンションを日々見ていて思うのは地下住戸やこんにちは状態1階住戸は売り出されることが多く、成約までに時間がかかる印象があります。
過去の売り出しを見てもそういった住戸ばかりの物件を見かけると住んだあとに住み替えたくなることが多いのかなと思ったりします。
(他の住戸はほとんど出ないのにやけに1階だけ売り出しがあったりする)
もちろん物件固有の立地条件に左右されるため、全ての1階、地下住戸がだめということではないと思いますが吟味する必要がありそうですね。

 

2022/2/7追記

ディアナコート浜田山に住めるなら地下住戸もありかもしれない...